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西はじめ「廻帰 〜季節(とき)の光と風にのせて〜」 [アーティスト]

担当Mです。被災された方々には引き続きお見舞い申し上げます。

今回は東北出身のアーティストの作品をご紹介したいと思います。津軽三味線奏者・西はじめさんのアルバムを選んでみました。

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西はじめ「廻帰 〜季節(とき)の光と風にのせて〜」
(音楽センターCCD874・JAN:4523810003000)

Nishi Hajime_Kaiki.jpg


津軽三味線奏者の西はじめさんが、2009年に発表したソロアルバムです。
津軽三味線というと民謡や伝統芸能というイメージですが、西さんはそのジャンルだけにとどまらず、ロックやジャズセッション、映像とのコラボレーションなど幅広く活躍されています。

このアルバムは西はじめさんのアーティスト活動と同じように、伝統民謡とオリジナル曲を半々に収録しています。そしてアレンジ(編曲)は本人と参加したミュージシャン(ギター、尺八、バンドネオン、パーカッション)たちで、美しく凛とした西ワールドが再現されています。

1曲目「津軽じょんがら節」で雷の閃光のように衝撃的にはじまり2、3曲目と津軽民謡の旋律を、4曲目から「時雨」「海峡」(いづれもオリジナル)で美しい原風景のような力強いコラージュ、再び民謡に戻り癒され、自身との深い対話(津軽三味線の重ね弾き)「迴帰」、ラスト「月影メロディ」へと流れ着く...どこかへの旅のようなアルバムです。

西さんのライブには何度か伺ったことがあるのですが、CDと同じように真面目(むしろストイックと言ったほうがいいかも知れません)に演奏に取り組まれている姿勢が印象的だったのを覚えています。さまざまな編成(ソロ、バンド、他のアーティストとのセッションなど)でライブ活動されていますので、ぜひ会場にも足を運んでいただければ、より西さんの魅力が伝わるのではと思います。(音楽センターHPにもライブ情報を今後掲載していく予定です)

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3.11の震災では、東北地方を中心に家やふるさとを失ったり、原発事故の影響で自宅に帰ることができない方々が多くいらっしゃるとニュースは伝えています。そして被災地でなくても、暮らしている町やふるさとの風景、家族や地域の人々のかけがえの無さに気づいたという方も多いことでしょう。

西さんの演奏されているような、誰もが心の中に持っている「ふるさとの風景」、、、これらの復興・再生が叶う事を願わずにはいられません。

[西はじめプロフィール]
秋田県出身。幼少の頃より数々の楽器を習う。1992年より津軽三味線の巨匠「山田千里」師に師事、師範免除を取得。拠点を東京に移す。津軽三味線全国大会、三味線バンドコンテストなどで優勝・グランプリを多数受賞。
2001年、ロックバンド「六三四」に上妻宏光氏の後を継ぎ三代目津軽三味線奏者として加入。その他にも邦楽ユニット「異端侍」「民族楽団チャンチキ」「雷神」などの多くのバンド・ユニットに参加。様々なアーティストとのコラボレーションやアニメ(「NARUTOーナルトー」他)・CM(キリン「午後の紅茶」他)のレコーディング・海外公演・ジャズフェスティバルへの出演・テレビ出演など、幅広く活動を展開している。また「西方雅鳥-kiji-」というアーティスト名でも活動中。

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あなたも西はじめさんの「廻帰 〜季節(とき)の光と風にのせて〜」を聴いてみませんか?
詳しくはこちら(音楽センターHPよりご購入できます)

西はじめさんのオフィシャルHP

Amazon.co.jpからもお買い求めいただけます。


廻帰

廻帰

  • アーティスト: 西はじめ,山口亮志,き乃はち,川波幸恵,関根真理
  • 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
  • 発売日: 2009/03/22
  • メディア: CD



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松野迅「平和希いて PRAYER for PEACE」 [アーティスト]

担当Mです。被災された方々には引き続き心よりお見舞い申し上げます。

自分に直接の被害は無くとも、今回の惨状をテレビで観たり、原発の危機を憂いそれらを推進してきた関係者に憤りを感じたりする中で、気持ちはどうしても暗く不安になってしまいます。しかしながら通勤中などにポータブルステレオで音楽を聴いてひととき心を休めたり、街中で見かける募金活動に音楽が一役買っていたり、(まだ僅かですが)被災地でも少しずつ音楽が人々の心を癒す存在になってきているというニュースも耳にするようになってきました。また、ミュージックスター達が結集したコンピレーションアルバム「Songs for Japan」(アップルのitunesストアで配信)が、世界中で1位を記録しているというのは特に音楽の力を感じるニュースです。

そんな中、次に紹介するCDをさがしていたところ、最近ニュースなどで良く見かける言葉がタイトルになった作品をみつけることができました。

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松野迅「平和希いて PRAYER for PEACE」

JinMatsunoPeaceS.jpg


バリオリニスト松野迅さんの2002年の作品です。
松野迅さんはさまざまな輝かしい経歴を持つ優れたバイオリニストというだけでなく、平和活動やチャリティにも積極的に関わり続けているアーティストとしても知られています。

本作品は、そんな松野さんが当時の2001年の9.11同時多発テロやその後のアフガニスタン攻撃などが背景にあった頃にレコーディングしたのが、この作品でした。

シューマンの「ロマンス」からはじまり、カザルス「鳥の歌」、エルガー「愛のあいさつ」など、美しいメロディーをひたすら祈るかのように奏でていきます。担当は6〜10曲目のドヴォルザーク〜クライスラー〜シベリウスへと続く流れが特に好きです。

[収録曲]
ロマンス Romance A-major(作曲 R.Schumann=F.Kreisler)
鳥の歌 Song of the Birds(作曲 カタロニア民謡)
ロマンス Romance(作曲 M.Rege)
愛のあいさつ Salut d'amour Op.12(作曲 E.Elgar)
わが母の教え給いし歌 Songs my Mother taught me(作曲 A.Dvorak)
ジプシーの女 La Gitana(Arabo-Spanish Gipsy Song of the 18th Century)(作曲 F.Kreisler)
セレナーデ Serenade(作曲 G.Cassado)
ロマンス Romance Op.78-2(作曲 J.Sibelius)
ノクターン Nocturne Op.51-3(作曲 J.Sibelius)
ジャスミン Jusmine(作曲 中国江蘇民歌)
てまりうた 組曲「廣島のうた」より(作曲 外山雄三)
シンドラーのリスト(作曲 J.Williams)

「深い悲しみを癒す」と書くのは軽々しいことかも知れません。ですが、音楽には確かにそういったことができる力が存在するのだということを教えてくれる一枚だと思います。このような作品が被災したり心をいためている人々に届き心に平和-Peace-を取り戻すきっかけになればと思い、今回紹介させていただきました。


[松野迅プロフィール]
8歳よりヴァイオリンを、その後ピアノや作曲法、指揮法を学ぶ。1978年、京都市立芸術大学音楽学部に入学、岩淵龍太郎のもとで研鑽を積む。卒業後の演奏活動は日本国内にとどまらず、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、イ・ムジチ合奏団のメンバーとの協奏曲や室内楽の共演など、ヨーロッパにも範囲を広げている。年間数十回に及ぶリサイタルは、表現力豊かな演奏のみならず、曲間の楽しいトークも好評を得ている。作曲家としても作品を発表しており、歌曲を中心とした作品は、演奏会でも取り上げられている。またエッセイなど文筆活動でもその才能を発揮しています。

音楽センターでは、松野迅さんのCDを今回紹介した作品も含め5タイトル、CDブックを1タイトル出版していますので、またこのブログでも順次とり上げていきたいと思います。

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あなたも松野迅さんの「平和希いて PRAYER for PEACE」を聴いてみませんか?
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CD・松野迅「PRAYER FOR PEACE~平和希いて」

CD・松野迅「PRAYER FOR PEACE~平和希いて」

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 音楽センター
  • メディア: CD



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